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役者紹介その6 戸水空

本日初日を迎える『もうひとつの地球にある水平線のあるピアノ』、役者紹介第六弾!

杉浦が一年の戸水にインタビューしてきてくれました🎤


皆さんこんにちは。役者の杉浦です。今日は一年の中でも達観した空気を纏う、コギトきっての常識人兼ツッコミ役の戸水君にインタビューをしてきましたよ。私の雑な質問にも丁寧に答えてくれました。そんな彼ですが、どうやらなかなかにコアな趣味を持っているようで……?それではインタビューの一部始終をご覧頂きましょう。


コギト1男戸水空。時に同期をリードし、時に先輩をフォローするしっかり者。

杉浦 よろしく。

戸水 よろしくお願いします。

杉浦 好きな食べ物は何ですか?

戸水 うーん……


いきなり雑な質問。そして長考に入る戸水君。

戸水 とりあえず目に入ったんでポテチとたこ焼きが好きということにしておいてください。

杉浦 テキトーだなあ〜


食への関心は薄いみたいですね。

杉浦 え〜じゃあ食べ物じゃなくてもなんでもいいや、なんか好きなものないの?

戸水 普通に一般的に好きなもので言うと、僕はドラえもんが好き。


彼は稽古着にもドラえもんを着て来ます。

戸水 なんとも言えない日常のほのぼの感と、それでいてちょっと夢のある22世期の感じがいいですね。いわゆる『藤子・F・不二雄ワールド』が詰まっているような。

杉浦 藤子・F・不二雄が好きなんだ。

戸水 『パーマン』とか、『モジャ公』、『キテレツ大百科』、『オバQ』もちょっと持っ てますね。そんな揃えるほどじゃないですけど。







これはなかなかの藤子・F・不二雄マニアですね。

杉浦 はー逆にそれ以外は揃ってるんだ。

戸水 そうですねえ、パーマンとかは持ってますね。あと『T・P(タイムパトロール)ぼん』 とか。

杉浦 えっなにそれ


『T・Pぼん』:1978年 - 1979年に第1部が『月刊少年ワールド』(潮出版社)にて、1980年 - 1983年の第2部と1984年 - 1986年の第3部が少年ワールドから誌名を変更した『月刊コミックトム』にて掲載された。第3部は連載ではなく不定期掲載となったが明確な完結や終了告知のないまま中断され、再開されることなく作者永眠のため未完となっている(Wikipediaより抜粋)

戸水 いわゆる時間警察の話なんですけど、なんの変哲もない中学生の男の子が色々あってタイムパトロールに任命されて、わちゃわちゃする、っていう。

杉浦 なるほどね〜(←分かってない)

戸水 時間干渉に関わりながら、この人物を助けなきゃって時に、別の人物が現れて「この人も助けたい、でもこの人を助けると歴史変わっちゃうから!」みたいな葛藤に苦しみながらどうにかしていくっていうストーリーです。





ちなみにタイムパトロールという存在は『ドラえもん』にもちょくちょく出てきてます。ちょっとしたつながりから『藤子・F・不二雄ワールド』が感じられますね。

杉浦 戸水はなにがきっかけで藤子・F・不二雄が好きになったの?

戸水 元々は親父の影響ですね。4歳とか5歳ぐらいの頃に『てんとう虫コミックス』を与えられて、そのまま全巻揃えちゃって、ていう。

杉浦 あーてんとう虫コミックスかー!懐かしい!『ムシキング』とかあるよね。

戸水 ありましたっけ?

杉浦 なかったっけ?


ありませんでした。『甲虫王者ムシキング』のレーベルは『てんとう虫コミックススペシャル』※でした。

※主に『月刊コロコロコミック』・『別冊コロコロコミック』・学年別学習雑誌などに掲載された小学館の児童向け漫画作品を収録している。略称「てんコミ」、「TC(Tentomushi Comicsの略)」。マークはその名の通りてんとう虫で、名称は川崎のぼるの漫画『てんとう虫の歌』に由来する(仮称は小学生コミックスであった)。1974年8月1日発行の『ドラえもん』第1巻より刊行が始まった。

当初は学習雑誌連載作品もコロコロ連載作品も同じ「てんとう虫コミックス」というレーベルだったが、1980年代半ばより『コロコロコミック』掲載作品は「てんとう虫コロコロコミックス」、『別冊コロコロコミック』掲載作品は「てんとう虫コミックス別コロ版」というサブレーベルに分割され、コロドラゴンのマークが用いられた。てんとう虫コロコロコミックスは2006年7月ごろ、コロコロドラゴンコミックスにレーベル名を変更したが、コロコロコミックスの『大長編ドラえもん』シリーズのみが学年誌掲載作品の『ドラえもん』にレーベルを合わせるため、てんとう虫コミックスのレーベルに戻されている。2009年4月ごろにレーベル名をコロコロコミックスに戻している。その他にてんとう虫コミックス・アニメ版、てんとう虫コミックススペシャル(主に90年代中盤以降の学年誌掲載作品)、てんとう虫コミックススペシャル ぷっち(『ぷっちぐみ』掲載作品)、てんとう虫コミックスライブラリーというレーベル内レーベルがある。(Wikipediaより抜粋)


杉浦 てんとう虫コミックス、てことはコロコロコミックとかは読んでたの?

戸水 雑誌は触れてこなかったんですよね。

杉浦 じゃあ、他のジャンルとかはあんまり読まないんだ。

戸水 あーなんかボクシング漫画とかは読んでたような気がしますね。

杉浦 『はじめの一歩』とか?それとも『あしたのジョー』?

戸水 『がんばれ元気』ってありませんでした?

杉浦 🤔(検索中)あった、これ?


『がんばれ元気』:堀口元気はプロボクサーである父親の影響をうけて、5歳からボクシングをはじめた。しかし、父親は後に世界チャンピオンとなる「天才ボクサー」の異名を持つ関拳児(せきけんじ)との死闘の末、この世を去ってしまう。父親の果たせなかった夢……世界チャンピオンを目指して、元気が駆け抜ける!熱く燃え続ける男の感動ドラマ!

戸水 そうですそうです!

杉浦 やっぱレトロなチョイスだなぁ。これもお父さんの影響?

戸水 本棚にあった親父の漫画をバッてとったら面白くなっちゃって…ていう感じですね。

どうやら藤子・F・不二雄以外の漫画も読んでいるようですね。

杉浦 他はなんか読んでたのある?

戸水 手塚治虫は読んでました。『ブラックジャック』と『火の鳥』



『ブラックジャック』と『火の鳥』言わずと知れた手塚治虫の代表作ですよね。

杉浦 ブラックジャックは面白いよね。僕も近所の歯医者さんでずっと読んでた。

戸水 ブラックジャックの持ってる自然の綺麗な島でハブに噛まれて「助けてくれ!」って言ってる悪者に対して、「この海と空と島の自然の美しさがわからんやつに生きる価値などない」ていう超カッコいい決め台詞で一蹴したのが、はぁ〜と思いましたね。

杉浦 そういう系が好きなのか。人間の美しいところってなんだろうね。

戸水 え〜人間なんて汚いものじゃないんですか?


辛辣ですね!

杉浦 人間の汚いところってどういうとこだと思う?

戸水 ええ……そんなの考えて生きてきたことないからなぁ……

杉浦 じゃあちょっと方向変わっちゃうけど、自分が絶対相入れないってタイプはある?

戸水 それは坂口(即答)

杉浦 自分の役じゃん!

戸水 いやーなんで受け入れはしてますけど、本当にいたら無理だなーって思ってますよね。

杉浦 ええーじゃあどんな気持ちで演ってんの坂口を。

戸水 なんかわけわかんないことぐちぐち言いやがってってずっと思ってはいるんですけど。容赦なく下ネタバンバン言うところから頭おかしい。


大変耳が痛いですね。

戸水 それと、坂口って後半で〜[以下劇のネタバレになるため省略]〜あたりとかしょうもないなって思いますね。

杉浦 なるほどね。


では本企画恒例の質問に参ります。

杉浦 ここではないどこかに行けるとしたら、どんなところに行きたい?

戸水 語学が苦手なので、とりあえず日本には居たいですけど。


なかなかの現実志向ですね。

戸水 あ、でも北海道か長野か岐阜かなんかの田舎でぼんやりしてたいです。

杉浦 雪国が好きなの?どこもかしこも豪雪地帯だけど。

戸水 寒いとこが好きというより、半袖より長袖の方が自分的に安心できるといいますか。隠れてる感。


違う理由ですが、腹の脂肪を隠せるので僕も冬服は好きです。

杉浦 もう一つの質問なんだっけ。

戸水 あなた以外の人になれるなら、ってやつじゃないですか?

杉浦 それだ。あなたは自分以外の人になれるなら誰になりたいですか?でも誰になりたいかって曖昧だよねえ。

戸水 難しっすよね。うーん

杉浦 あ、じゃあ座組みの中でなりたい役者と役をそれぞれ一人聞いてみようかな。

戸水 遠藤さんとかですかね。人生楽しそうじゃないですか。


確かに。彼については[役者紹介その1]をご覧ください。

戸水 役だとおじいちゃんかな。

杉浦 そりゃまたなんで?

戸水 セリフな中でも「寝るってことは、幸せなことなんだろうか」ってあるじゃないですか。本当にそうなのかなーみたいな。

杉浦 え!?それは実際に自分がなって確かめてみたいってこと!?

戸水 そうですね。散々寝るだけ寝て後悔してみたいってのもありますけど。

杉浦 マジか!チャレンジャーだなぁ〜


戸水君は日々の稽古にも常にチャレンジングな姿勢で取り組んでいます。私も見習わねば。

インタビューは以上になります。今回のお芝居は戸水君の熱演がマジで見どころになってます。彼の勇姿を是非劇場でご覧ください。

では、次回のブログもお楽しみに〜

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