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  • cogitosince2019

役者紹介その8 川上頌太

劇団コギト一橋祭公演『もうひとつの地球にある水平線のあるピアノ』、沢山のお客様にお越しいただき、ありがとうございました。

初めての役者を好演してくれた一年コンビ、中路による川上のインタビューです🎤12月に予定している新入生公演でも活躍してくれそう…(老婆心)

12月も近くめっきりと冷え込んで参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

こんにちは、役者一年の中路です。今回は同じく役者の川上頌太くんにインタビューしてきました。

中路「はい、じゃ始めまーす。お願いしまーす」

川上「お願いしまーす笑」

中路「どうしよう……」

川上「ふふふ」

初インタビュアーで挙動不審になる中路を見て笑ってしまう川上。大目に見てほしい。

中路「あっじゃあお名前、学年、学部をお願いします」

川上「一橋大学一年商学部の、川上頌太と申します。」

中路「あ〜そうなんですね(適当)」

一橋の看板を背負ったエリート同期。すごい。


稽古真っ最中の川上くん

中路「エリートなんですね〜」

川上「そうですね!」

中路「あの〜成績の方はどうですか?」

川上「(咳払い)」

中路「はい、じゃあこの辺で成績の話はやめておきましょうね」

エリートも触れられたくない話はあります。

次の話へ。

中路「はまってることとかある?」

川上「う〜ん、はまってるというより、基本的にずっと好きなのは雑貨かな。雑貨めっちゃ好き」

中路「雑貨かあ」

川上「国立の、ののわの雑貨屋もちょくちょく行ってて。めっちゃほし〜高い〜って思いながら笑」

中路「かわいいなあ」

確かに川上の小物は可愛い。彼のメガネケースには柴犬がプリントされており、本人も気に入っていると見せてくれたことがありました。

中路「可愛いの好きなの?」

川上「キャピキャピ系のは嫌いだけど、ああいう可愛さは結構好き」

わかるよ〜。

あれですね、なんとも可愛げのある小物が好きみたいですね。

川上の人柄と重なり好感が持てます。

川上「あとは渋谷のロフトとか。めっちゃでかい」

中路「あ〜あるねロフト」

川上「めっちゃでかくていい」

中路「え、てか渋谷行くの?」

川上「え」

中路「こわいな〜」

川上「いや、あんま行かんけど、」

中路「おしゃれだね〜」

川上「そんなことないって」

中路「だって渋谷とか行かないから」

川上「行けよ〜」

中路「え」

川上「若者だろ?」

なぜ私が煽られているのか…とりあえず次の話へ。

中路「自分の役はどんな役?」

川上「…片方はまあ、もうひとかどの人物というか。名の知れた有名人でもう片方は…、虐げられてますね!!」

どうも不憫な役みたいです。

川上「もう話を聞いてもらえない!!まるで会話ができていないかの様…まあ、ああいうのをやるのも嫌いじゃないけど」

中路「嫌いじゃないってどういうこと?」

川上「普段の自分ではない役をやりたいなって。中途半端に自分が入るとちょっと恥ずかしくなっちゃう笑」

自分じゃないんだーぐらいの役の方がむしろ入り込めるというのは、確かにあるのかもしれない。

今回川上くんが演じる両役はどっちも変な役なので期待。

中路「えーっと、なんかおすすめの本などありますか?」

川上「本は…ファンタジーだと上橋菜穂子さんの獣の奏者!まじで好き!」

中路「読んだな〜あれいいよね〜」


上橋菜穂子先生は偉大。

川上「フィクションじゃない系だと『神様のカルテ』。あれはもうバイブルみたいな」

中路「え、なんでバイブルなの?」

川上「なんかもう医者と患者との交流だけじゃなくて、作者の人間観とか、死生観とかがあって。めっちゃ泣ける」


中路「そうなんだ…。いや、なんかみんな読んでると思ってなんとなく手を出さなかったけどさ、やっぱみんなが読んでるってことはそれだけいいってことなんだよね!」

川上「そうだよ!ひねくれるなよ!」

またも煽られてしまう。


……しかし時間的にはここがそろそろ頃合いか。結構聞いたし。

それじゃインタビュー終了!あとは原稿まとめるだけ!お疲れ様でした!


中路「じゃあそろそろ終わりますね」

川上「いや、聞くべき質問が…」


そうでした、聞かなくてはいけない質問がありました。ともあれ仕切り直します。

中路「ここではないどこかに行けるとしたらどこに行きたいですか?」

川上「う〜ん…。地球上?」

中路「いや〜、どこでもいいんじゃない?」

川上「じゃあ…、剣と魔法の異世界へ!」

ファンタジー好きであることを全面に押し出して来た。彼なら異世界転生してもやっていけそう。


中路「じゃあ、あなたではない誰かになれるとしたら?」

川上「うーん…。人だよね?」

中路「どうなんだろうね〜」


さっきから質問の微妙な死角を攻めてくる川上くん。

ひねくれているのはむしろ君の方なのでは?


中路「言ってみたら?なんでもいいとして」


あなたではないだれか…と呟いたまま固まって長考に入り始めた川上くん。筆者が稽古そろそろ始まるなあ、晩ご飯何かなあなどとつらつら考えていると、


川上「あ、なんか」

中路「お?」

川上「全ヶ国語喋れる人になりたい」

中路「お〜。ちなみにその心は?」

川上「今ラグビーやってるじゃん。それで外国の人が結構来てて、話したいと思わない?」

中路「まあ、確かに。」

川上「ラグビー見てわーっとテンション上がってるおじさんたちとわ〜ってやりたい笑」

中路「コミュニケーションとりたいと」

川上「そうそう」


積極的に海外の人とコミュニケーションをとりたいと話す彼が眩しい。見習いたいその精神性。向上心の塊だ。やはりエリートは伊達ではなかった。


川上「でも、そのための努力はしてないです特に。今のところ。」


おや、話の流れが……。


川上「希望なんで。あくまで!」


めちゃくちゃいい顔でなんてこと言うんだ。

そんなところでいい笑顔使うな。せっかくいい笑顔なのに。


川上「願望はあるよ」

中路「はいはい」

川上「願望は!」

中路「分かったから!」


エリートのくせに人間らしさ全開の川上くんのインタビューは以上になります。

ここまで読んで頂きありがとうございました!



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